基本情報
概要
徳島県の県庁所在地は徳島市で、面積は4,146.8k㎡(全国35位)とやや小さな県である。
また、徳島県は同じ四国地方の香川県、愛媛県、高知県と陸上で、兵庫県、和歌山県とは海上で隣接している。特に、兵庫県とは明石海峡大橋など複数の橋により、陸上交通でもつながっている。
県内市町村
政令市 | - |
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中核市 | - |
特例市 | - |
市 | 徳島市、鳴門市、小松島市、阿南市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市 |
町 | 勝浦町、上勝町、石井町、神山町、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町、松茂町、北島町、藍住町、板野町、上板町、つるぎ町、東みよし町 |
村 | 佐那河内村 |
インフラ
港湾
徳島県には、重要港湾として徳島小松島と橘港の2港があり、地方港湾が10港ある。
国際戦略港湾 (0) | - |
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国際拠点港湾 (0) | - |
重要港湾 (2) | 徳島小松島港、橘港 |
地方港湾 (10) | 折野港、撫養港、今切港、富岡港、日和佐港、浅川港、那佐港、中島港、亀浦港、粟津港 |
空港
拠点空港 | 会社管理空港 | - |
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国管理空港 | - | |
特定地方管理空港 | - | |
地方管理空港 | - | |
共用空港 | - | |
その他空港 | 徳島飛行場 |
地域鉄道事業者
中小民鉄 (0) | - |
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第三セクター (1) | 阿佐海岸鉄道(8.5) |
人口
戦前から緩やかに人口を伸ばしていたが、太平洋戦争中に人口はいったん停滞・減少する。戦後、人口を大きく伸ばすが、1950年代後半からは人口流出で、人口は減少する。1970年代後半には人口流出は緩やかになり、再び人口は増加し始める。その後、1980年代中頃からは人口増加率は低下と人口流出で人口は停滞、その後、現在に至るまで人口減少が続いている。
県内GDP
名目GDP
徳島県の名目GDPは、2000年代中頃後半には約2.9兆円あったが、現在では約2.6兆円で全国44位(2009年度)の経済規模である。
名目GDPの比率(2009年)を見ると、最も大きいのが民間消費の51.6%、次に政府支出の35.0%となっている。全県計と比較すると、移出入等が低く、その分を政府支出で補っていることが分かる。この意味で、政府依存度の高い経済構造であることがいえる。
成長率で見ると、2000年代以降、2002年度・2003年度を除けば、一貫してマイナス成長となっている。寄与度を見ると、2000年代以降、2009年度を除けば、移出入等と政府支出の落ち込みがGDP成長率のマイナスに大きく響いていることが見られる。
産業別比率では、製造業の比率が最も大きく(22.8%)、次にサービス業(22.3%)、政府サービス生産者(13.6%)となっている。特化係数で見ると、農林水産業、電気・ガス・水道業が特化していることが分かる。
1人当たり県民所得
徳島県の1人当り県民所得は、全県計よりも一貫して低く、2009年度には260万円で全国19位である。
増加率で見ると、2003年度には大きな増加率となったが、2000年代中頃には全県計がプラスとなっている中マイナスになっており、2000年代後半には全県計同様、大きな落ち込みを見せている。
所得乗数
参考地域所得モデル
物価
徳島市の消費者物価指数は、全国平均と同様の動きをしているが、ほぼ100で推移している。また、地域差指数で全国平均と比較すると、徳島市は全国平均よりも若干低かったが、全国平均に徐々に近づき、平成20年からは全国平均を上回っている。
労働
失業率・有効求人倍率
徳島県では、失業率は全国平均と同様の動きで約4~5%で、有効求人倍率は2000年代後半に落ち込んだが、近年約0.8で推移しており、雇用環境は全国並の都道府県である。
産業
農業
徳島県の農業産出額は、平成23年には1,044億円で全国31位である。
指数を見ると、ここ数年は、全国と同様に低下傾向が見られるが、徳島県の落ち込みは大きい。
農業産出額の比率については、野菜の比率が42.6%で最も高く、次に畜産の26.4%となっている。なお鳴門金時が有名だが、ニンジンの産地でもある。
特化係数で見ると、野菜の1.48が最も高く、次に果物の1.29となっている。
参考特化係数
林業
2011年の徳島県の林業産出額は、998千万円で全国12位である。2000年代初頭には約700千万円の産出額であったが、2000年代中頃から上昇を見せている。これを2001年を100とした指数でみると、全国的に落ち込む中、徳島県では逆に増加傾向を示し、2001年の水準に比べ約5割増加した産出額となっている。
徳島県の林業産出額の比率(平成23年)は、栽培きのこ類生産が最も高く76.9%、次に木材生産の22.7%となっている。特化係数で見ると、栽培きのこ類生産が1.56と特化している。
参考特化係数
漁業
2010年の徳島県の漁業生産額(海面)は約70億円で、39都道府県中31位である。かつては約110億円あった生産額は年々落ち込み、約70億円まで低下している。そのため、2003年を100とした指数でみても、全般的に全国よりも落ち込みが大きくなっている。
また、2010年の徳島県の内訳を見ると、魚類が74.9%でトップで、2位は貝類の8.0%、3位はえび類の7.9%となっている。全国の比率と比較するため特化係数を見ると、えび類が大きく特化しており、魚類・貝類も若干特化している。
参考特化係数
製造業
徳島県の製造業については、別途まとめています。
商業
卸売業
徳島県の卸売業の販売額は、2007年には約0.9兆円で、全国43位である。1990年代は増加傾向を示していたが、2000年代に入り減少し、1兆円強で推移していたが、2007年には0.9兆円まで落ち込んでいる。
1991年を100とした指数を見ると、1990年代は増加していたが、2000年代に入り大きく減少している。ただ、1991年と2007年との比較では、全国よりも落ち込みは小さい。
小売業
徳島県の小売業の販売額は、2007年には約0.7兆円で、全国35位である。1990年代中頃までは増加していたが、1990年代後半より減少が続いている。
1991年を100とした指数を見ると、全国と同様の動きを示しており、(上下はあるものの)おおよそ全国並の水準で推移している。
W/R比率
地域金融
金融機関
地方銀行 | 阿波銀行 |
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第二地銀 | 徳島銀行 |
信用金庫 | 徳島信用金庫、阿南信用金庫 |
信用組合 | - |
預貸率
預金は増加傾向、貸出は減少傾向にある。預貸率は元来、全国平均よりも低く、全国平均と同様に低下している。
参考預貸率
民放メディア
民放テレビ局は、日本テレビ系の四国放送1局しかない。
テレビ局
日本テレビ系 | TBS系 | フジテレビ系 | テレビ朝日系 | テレビ東京系 | 独立系 |
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その他のメディア
地方紙 | 徳島新聞、毎朝新聞 |
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ラジオ局 | 四国放送(JRT) |
FM局 | エフエム徳島 |
文化・教育機関
美術館
国立美術館 | - |
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公立美術館 | 徳島県立近代美術館、相生森林美術館 |
私立美術館 | 大塚国際美術館、鳴門ガレの森美術館、菘翁美術館 |
大学
徳島県には、国立大学が2校、私立大学が2校、短期大学が3校、計7校の大学がある。ただ、県や市などによる公立大学はない。また、徳島文理大学は、地方の大学としては珍しく、徳島県・香川県の2県にわたりキャンパスを有する大学である。
国立大学 (2) |
徳島大学、鳴門教育大学 |
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公立大学 (0) |
- |
私立大学 (2) |
四国大学、徳島文理大学(徳島) |
短期大学 (3) |
四国大学短期大学部、徳島文理大学短期大学部、徳島工業短期大学 |
(※)大学名の後の()内は、キャンパス・サテライトなど
スポーツ施設
公営競技場
徳島県には、競輪場が1つ、競艇場が1つある。
競馬場 | |
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競輪場 | 小松島競輪場 |
競艇場 | 鳴門競艇場 |
オートレース場 |
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