補助金などの話の際に、裏負担などといった言葉が出てくると思います。
この裏負担という用語について、解説しています。
概要
財政上、裏負担という言葉があります。
一見「裏」というと何かいかがわしい隠語のようにも感じられますが、そのような意味合いはありません。
これは、ある事業に補助金や交付金などが充てられている場合に、補助金や交付金以外の自己資金部分のことです。
例
例えば、国から補助金があった場合、その補助率が60%とします。これは、総事業費のうち、60%だけ補助金が支出されることを意味します。
そして、補助金以外は自己負担になるわけですが、この残り40%が裏負担となります。
なお、国から自治体への補助金や交付金については、過疎法のように制度によっては、この裏負担に対して、交付税措置などが行われ、更に自治体の負担が減る場合があります。
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