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概要

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目的

 バブル経済崩壊後の失われた20年間、地域経済は非常に厳しい状態が続いています。
 特に近年は、リーマンショックや東日本大震災などにより外部環境が悪化し、地域内でも人口減少、シャッター商店街地方自治体の財政悪化などに見られるように、内部環境も決して良いわけではありません。このままの状態が続けば、地域経済は崩壊し、地域から人が離れ、地域そのものがなくなってしまうでしょう。

 勿論、いろいろな方々が、このような問題に対し、何もしていないわけではありません。アカデミックな世界では地域経済学などで分析が行われ、ジャーナリズムにおいても地域経済の疲弊・対策などが取り上げられてきました。また何よりも、地域に住む方々は、自らの地域を盛り上げようと、町おこしなど様々な活動を行ってこられました。

 ただ、何か私は違和感を感じていました。高度成長の頃から、都会と地方という図式があり、公共事業や地方交付税などで再配分が行われてきました。現在では、衰退した地域を元気にしようと多くの人が頑張っており、地域おこしに成功しているところも出てきています。しかし現実は、何十年も前から年々、地方は地方のままであり、それどころか衰退していっている。そこには、これまで言われていないような原因があるのではないか、何かが欠けているのではないかと感じています。そして何よりも、今後、地域経済が復活を遂げるにはどうしたらよいかを検討することが必要だと思います。

 そこで、この地域経済ラボラトリでは、地域経済や地域政策を調査・分析・批評することで、地域の再生を図りたいと考えています。


アプローチ

 地域経済や地域政策を分析するには、経済的な側面だけでは判断できません。地域経済の現場を考えると、経営学やマネジメントの視点が重要です。地方政策を考えるにあたっては、地方自治や行政運営などの問題も出てきます。また、地域政策は、多くは法律や規制などの問題も絡んできます。このように、地域経済や地域政策を分析するには、様々な視点・アプローチが重要となってきます。

 地域経済ラボラトリーでは、これらのアプローチを駆使し、地域経済や地域政策を分析・批評しています。

  • 経済学
  • 経営学・マネジメント
  • 地方自治
  • 地方政治
  • 行政運営
  • 法律・規制 など


運営

  • 所 長 : 永川義人
  • 略 歴 : 学生時代に経済学を学び、公務員として産業振興や中小企業支援などに従事。
           現在は、中小企業や地場産業を元気にするため、奮闘中。
  • メール : info@region-labo.com
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地域経済ラボラトリー