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ご当地体操が密かにブームだそうだ。

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 和歌山県田辺の「美人体操」、北海道網走の「あばしり健康カニチョッ筋体操」、徳島県の「阿波踊り体操」など、ご当地体操がひそかなブームになっているようである。

外部リンク2013/10/08 産経新聞「「美人」「カニチョッ筋」「阿波踊り」…“ご当地体操”密かなブーム」


 住民の健康づくりや美容などを目的としているが、同時にこれにより地域活性化を図りたいという考えもあるのだろう。

 徳島県の「阿波踊り体操」などは、生活習慣病の予防などを目的に徳島大学・四国大学が共同開発したものだそうだが、和歌山県田辺の「美人体操」は龍神村商工会が進める「龍神美人プログラム」の一環ということである。商工会で進める以上、その目的は、地域活性化にある。

 以前から、次に地域活性化のブームになりそうなものとして、「次の地域おこしで注目しているのは、音頭・盆踊りである。」や「地域おこしのジレンマ」で述べたように、踊りや歌などではないかと考えていたが、体操というのは、正直、盲点であった。

 しかし、体操だけでは、地域活性化は難しい。
 食やモノ、イベント、PRコンテンツなど、様々な要素を用意し、地域にお金が落ちるような仕組みを作る必要がある。また、体操自体にしても、PR媒体として考えるならば、数十秒の短縮バージョンなども用意するなど、工夫が必要だろう。

 これらの点で、龍神村商工会では、そもそもが地域活性化を目的としていることもあって、特産のユズなどを使った「美人食」や女性向けの店舗などを紹介する「龍神美人マップ」も用意しているそうである。

 密かなブームとはいえ、あくまでも「密か」であり、ブームとしては始まったばかり。
 今度、どれだけこのブームに広がりが出てくるか分からないが、上記のような地域は、頑張ってほしいと思う。
 また、他の地域にしても、まだまだチャンスはある。地域活性化を目指すならば、体操はもとより、他のものも組み合わせて、展開することを検討してもいいだろう。

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