基本情報
概要
京都府の県庁所在地は京都市で、面積は4,613.2k㎡(全国31位)とやや小さな県である。
また、京都府は、比較的多数の大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県、福井県、三重県の6県と隣接している。
県内市町村
参考指定都市等については「市の区分」
政令市 | 京都市(北区、上京区、左京区、中京区、東山区、下京区、南区、右京区、伏見区、山科区、西京区) |
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中核市 | - |
特例市 | - |
市 | 福知山市、舞鶴市、綾部市、宇治市、宮津市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、京丹後市、南丹市、木津川市 |
町 | 大山崎町、久御山町、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、精華町、京丹波町、伊根町、与謝野町 |
村 | 南山城村 |
インフラ
港湾
京都府には、重要港湾として舞鶴港があり、地方港湾が3港ある。
国際戦略港湾 (0) | - |
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国際拠点港湾 (0) | - |
重要港湾 (1) | 舞鶴港 |
地方港湾 (3) | 久美浜港、宮津港、伏見港 |
空港
地域鉄道事業者
中小民鉄 (2) | 叡山電鉄(14.4)、京福電気鉄道(11.0) |
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第三セクター (1) | 北近畿タンゴ鉄道(114.0) |
人口
戦前から大きく人口を伸ばしていたが、太平洋戦争時の疎開などで大きく人口を減らす。戦後は再び人口が増え始め、1960年代後半には人口流入もあり大きな増加を続ける。しかし、1980年代中頃になると人口流出もあり、増加率は低下し、2000年代に入り、人口は低迷している。
府内GDP
名目GDP
京都府の名目GDPは、約10兆円前後で推移しており、現在では約9.5兆円で全国13位(2009年度)の経済規模である。
名目GDPの比率(2009年)を見ると、最も大きいのが民間消費の52.6%、次に政府支出の23.8%となっている。全県計と比較すると、民間投資が若干低く、移出入等が若干大きいものの全県計に近く、全国平均的な経済構造といえる。
成長率で見ると、2000年代中頃にプラス成長になり、2000年代後半にはマイナスになるという全県計と同様の傾向がうかがえる。寄与度を見ると、2000年代後半には、民間投資の落ち込みがGDP成長率のマイナスに繋がっていることが分かる。
産業別比率では、サービス業の比率が最も大きく(20.3%)、次に製造業(20.1%)、不動産業(16.1%)となっている。特化係数で見ると、対家計民間非営利サービス生産者が比較的特化していることが分かる。
1人当たり県民所得
京都府の1人当り県民所得は、全県計よりも低かったが、2008年度・2009年度は全県計を上回り、2009年度には282万円で全国10位である。
増加率で見ると、2000年代、2001年度・2008年度・2009年度を除けば、プラスの増加率となっている。
所得乗数
参考地域所得モデル
物価
京都市の消費者物価指数は、全国平均と同様に低下傾向にある。また、地域差指数で全国平均と比較すると、京都市は全国平均よりも高い傾向が続いている。
労働
失業率・有効求人倍率
京都府では、失業率は一貫して全国平均以上で、有効求人倍率も全国平均と同様の動きで全国平均を下回って推移しており、雇用環境はよくない都道府県である。
産業
農業
京都府の農業産出額は、平成23年には699億円で全国37位である。
指数を見ると、ここ数年は、全国と同様の水準で低下が見られる。
農業産出額の比率については、京野菜に見られるように、野菜の比率が37.3%で最も高く、次に畜産の18.7%となっている。
特化係数で見ると、加工農産物の7.46が最も高く、次に野菜とその他作物の1.30となっている。
参考特化係数
林業
2011年の京都府の林業産出額は、343千万円で全国30位である。2000年代初めから中頃にかけては、250~300千万円で前後していたが、2000年代後半からは、300~350千万円で前後している。これを2001年を100とした指数でみると、全国的に落ち込む中、2000年代中頃までは全国よりも下回り、2000年代後半からはやや全国よりも高い水準となっている。
京都府の林業産出額の比率(平成23年)は、木材生産が最も高く70.6%、次に栽培きのこ類生産の27.7%となっている。特化係数で見ると、林野副産物採取が4.71と最も特化し、次に木材生産が1.43となっている。
漁業
2010年の京都府の漁業生産額(海面)は約40億円で、39都道府県中37位である。おおよそ30億円~50億円で推移しているが、低下傾向が見られる。なお、2003年を100とした指数でみると、全般的に全国よりも落ち込みが大きい。
また、2010年の京都府の内訳を見ると、魚類が67.3%でトップで、2位はいか類の8.4%、3位はかに類の5.9%となっている。全国の比率と比較するため特化係数を見ると、かに類が大きく特化しており、貝類も若干特化している。
製造業
京都府の製造業については、別途まとめています。
商業
卸売業
京都府の卸売業の販売額は、2007年には約4.4兆円で、全国15位である。1990年代より減少が続いていたが、2000年代になると、おおよそ4.4兆円で推移している。
1991年を100とした指数を見ると、1990年代中頃までは全国と同様に推移していたが、1990年代後半からは全国よりも落ち込みが大きくなっている。
小売業
京都府の小売業の販売額は、2007年には約3.0兆円で、全国12位である。1990年代中頃までは増加していたが、1990年代後半より減少し、2000年代はほぼ一定である。
1991年を100とした指数を見ると、全国と同様の動きを示しているが、若干全国以上の水準で推移している。
W/R比率
地域金融
金融機関
地方銀行 | 京都銀行 |
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第二地銀 | - |
信用金庫 | 京都信用金庫、京都中央信用金庫、京都北都信用金庫 |
信用組合 | 京滋信用組合 |
預貸率
預金は増加傾向、貸出は減少傾向にある。預貸率は元来、全国平均よりも低く、全国平均と同様に低下している。
民放メディア
テレビ局
民放テレビ局は、関西で広域的に放送している日本テレビ系・TBS系・フジテレビ系・テレビ朝日系の4局に加え、独立系の京都放送があり、計5局となっている。
日本テレビ系 | TBS系 | フジテレビ系 | テレビ朝日系 | テレビ東京系 | 独立系 |
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その他のメディア
民放のラジオ局・FM局については、通常、1県にそれぞれ1局ずつしかない場合が多いが、和歌山県ではラジオ局は関西で広域的に放送している毎日放送・朝日放送・大阪放送に加え、京都放送があり、FM局では関西で広域放送を行っている関西インターメディアに加え、エフエム京都がある。
地方紙 | 京都新聞(滋賀にも発刊)、あやべ市民新聞(綾部市)、洛南タイムス、両丹日日新聞、舞鶴市民新聞、亀岡市民新聞 |
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ラジオ局 | 毎日放送(MBS)、朝日放送(ABC)、大阪放送(OBC)、京都放送(KBS) |
FM局 | エフエム京都(α-Staion)、関西インターメディア(FM COCOLO)(近畿広域圏の広域放送) |
文化・教育機関
美術館
国立美術館 | 京都国立近代美術館 |
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公立美術館 | 京都市美術館、京都府立堂本印象美術館、京都府立陶板名画の庭、福知山市佐藤太清記念美術館 |
私立美術館 | 北村美術館、細見美術館、野村美術館、泉屋博古館、承天閣美術館、茶道資料館、松花堂、藤井斉成会有鄰館、霞中庵 竹内栖鳳記念館、アサヒビール大山崎山荘美術館 |
大学
京都府には、国立大学が3校、公立大学が3校、私立大学が27校、短期大学が12校、計45校の大学がある。なお、公立大学として、京都市立看護短期大学があったが、平成25年3月で閉学となっている。
国立大学 (3) |
京都大学、京都教育大学、京都工芸繊維大学 |
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公立大学 (3) |
京都市立芸術大学、京都府立大学、京都府立医科大学 |
私立大学 (27) |
京都情報大学院大学、大谷大学、京都医療科学大学、京都華頂大学、京都外国語大学、京都学園大学、京都光華女子大学、京都嵯峨芸術大学、京都産業大学、京都女子大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、京都橘女子大学、京都ノートルダム女子大学、京都美術工芸大学、京都文教大学、京都薬科大学、種智院大学、成美大学、同志社大学、同志社女子大学、花園大学、佛教大学、平安女学院大学(京都)、明治国際医療大学、立命館大学(衣笠)、龍谷大学(深草、大宮) |
短期大学 (12) |
池坊短期大学、大谷大学短期大学部、華頂短期大学、京都外国語短期大学、京都経済短期大学、京都光華女子大学短期大学部、京都嵯峨芸術大学短期大学部、京都西山短期大学、京都聖母女学院短期大学、京都文教短期大学、成美大学短期大学部、龍谷大学短期大学部 |
(※)大学名の後の()内は、キャンパス・サテライトなど
スポーツ施設
公営競技場
京都府には、競馬場が1つ、競輪場が1つある。
競馬場 | 京都競馬場(*) |
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競輪場 | 京都向日町競輪場 |
競艇場 | |
オートレース場 |
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