少しずつ、広がっている「ご当地婚姻届」

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ご当地婚姻届

 鳥取が婚活支援として、「因幡の白ウサギ」を描いた婚姻届を作成するそうだ。

2014.12.6 日本経済新聞婚姻届に「因幡の白ウサギ」、鳥取市が婚活支援

 ここ1・2年ぐらいで、このようなサービスを行う自治体が出てきたなという印象だったが、ちょっと調べてみると、リクルート(ゼクシィ)が「ご当地婚姻届」として、サイトまで立ち上げており、正直、驚いた。

 サイトを見ると、まだまだ数こそは少ないが、徐々に広がっているようだ。
 しかも、プレゼントまで提供しており、自治体の婚活支援の努力を感じる。


 目的としては、婚活支援や結婚促進であったり、観光として誘客を図りたいという2つに尽きるだろう。


どうせなら

 この「ご当地婚姻届」でもって、結婚しようと思う人は少ないだろうから、婚活支援としては効果は弱いと思われる。
 また、観光誘客という点でも、婚姻届自体は、どこの自治体へ提出してもいいとはいえ、こんな切れ一枚で、遠くから提出しに行く人は少ないだろう。

 ただ、観光誘客ということを考えたとき、どうせなら、もっとサービスを充実させてもいいと思う。

 現状は、(すべての自治体を調べたわけではないがほとんどは)とりあえず、婚姻届を受理しておしまいだろう。

 しかし、他のところから来て、婚姻届を出すということは、その情報を得るチャンスとも言える。
 提出者の合意や付加的な情報を得る必要があるが、例えば、5年後、10年後にお祝いの葉書・メールなどを贈るとすれば、拒否する人は少ない。

 このようにリストを作り、積み上げていけば、自治体としては「顧客リスト」を作ることができる。 
 そうして、この「顧客リスト」に基づいて、堂々と自分の自治体のPRを定期的に行うことができることになる。

 事務的には担当者の交代・引継ぎの問題や、そもそも都道府県外の婚姻届提出者が少ないという問題もあるだろう。
 ただ、複数の自治体が共同で行えば、これらの問題は少なくなる。また、継続できるかも問題となるが、(若干、姑息だが)合意してもらう文書などに、「予算等の都合により、事業が中止になる場合がありますので、ご了承ください」といった文面を加えておけば、問題はないだろう。

 結婚という各個人にとっては大きなイベントであり、その提出はある意味、非常に重要な行為だ。
 そしてその重要性ゆえに、強いリピーターとなる可能性も秘めている。

 どうせやるならば、リスト化などをして、プッシュ戦略の一つの方法を模索してもいいと思う。

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