「みんなが観光大使」の別の効果

スポンサーリンク

 高崎が来年度から、「民みんなが観光大使プロジェクト」(仮称)を始めるようだ。

外部リンク2013/11/26 上毛新聞「口コミで「みんなが観光大使」  高崎長がプロジェクト」


 市民500人程度を大使として任命し、民間企業の旅サイトに観光情報を随時発信してもらうというものである。そして、このようなことを市民の観光大使に行ってもらうことで、口コミによる広がりを期待しているようだ。

 どこでも、有名人などが観光大使に任命されることはあるが、普通の市民が観光大使になることは珍しい。

 ただ思えば、有名人に観光大使になってもらって、メディアでの地域の情報について露出を増やしてもらおうと思っても、なかなか有名人が地域情報をPRする機会は実際には少ない。その結果、有名人に観光大使になってもらっても、その効果は限定的だという面もあるだろう。また、観光大使はその地域にゆかりのある人がなることが多いが、そのような人がいなかったり、少なかったりする地域も多い。

 この点で、このような市民大使を任命し、口コミ情報を増やすことは面白いと思う。また、実際にはわからないが、多分市民大使が自分のブログなどでの発信を妨げるものではないだろう。そうすると、そこからも地域情報を拡散してもらえる可能性も出てくる。

 はっきり言って効果がどれだけあるのか分からないが、SNSが一般化する中で、このような取り組みは面白いと思う。

 ただここでこの仕組みの効果は、もう1つあると思ってる。
 市民が大使に任命されることで、その市民がより自分の地域を知ろうとしたり、勉強したりすることになるということだ。

 これまでは、漫然と受け入れてきた地域の情報に対して、感度を高くして情報を受け入れたり、地域の知らないことを調べたりするだろう。また、自ら積極的に地域の情報を発掘したりするに違いない。
 そして、市民はより一層、自らの地域を好きになると思う。

 上記で述べたように、情報を発信するという点ではこの効果はどれだけ出るかは分からない。しかし、後者の市民が自分の地域について、より詳しくなったり、より好きになるといった効果はあるに違いない。

 この意味で、市外出身者で現在市内在住の市民について、特別な枠を設けて、優先的に観光大使に任命したりしても、面白いのかもしれない。

コメント