食・美・健康、商店街の可能性…。

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 私は、「たぶんこのままでは商店街はなくなるだろう」で書いた通り、商店街というものは、なくなっていく運命にあるように感じている。

 しかし最近、ふと思うのが、商店街の在り方自体が変わってきたのではないと感じている。

 商店街と言えば、八百屋や魚屋などがあり、物を買う場であった。しかし、それらは近隣のスーパーなどにより衰退し、家電製品なども郊外の大型安売店など購入されるようになり、商店街では物を買う習慣がなくなってしまった。

 ただ、シャッター商店街などは除いて、近隣に需要があるような商店街では、様相が変わってきているように思う。
 確かに、かつてお店であったところが、駐車場になったり、住宅になったりしている。しかし、お店が開店した場合には、その業種はある程度、決まっている。それは、飲食店や惣菜屋であったり、美容院やサロンである。この他、接骨院・歯医者など医療関係も多い。

 よく考えると、これらの業種はいずれも、スーパーでは対応できない業種である。対応できても、専門性を発揮しにくい業種である。また、遠くに行くというよりは、近隣で済まそうとするため、地政学的な要因が大きい。

 つまり、商店街に求めるものは、かつては「買う」という行為だったが、現在はその場でサービスを「受ける」というものに変わってきているのだろう。ここに商店街の新たな可能性があるように思う。そして、それらのキーワードは、食・美・健康なのかもしれない。

 どうしても商店街と言えば、何かを買うという点にこだわりがちだ。ただ、サービスを受けるという視点で、むしろ上記のようなキーワードで、商店街の活性化を考えてもいいかもしれない。

 人通りがないような商店街ではどうしようもないが、ある程度、人通りがあるようなところでは、このような視点で取り組みを行っていいように思う。

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