せんべい・おかきなどの海外展開

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 かねてより、もっとせんべい・おかきなどの米菓をもっと海外に売ったらどうかと思っていたら、亀田製菓が東南アジアに米菓の売り込みを強化するという。

外部リンク2013/07/16 日本経済新聞「亀田製菓、東南アに米菓売り込む イスラム戒律に対応


 米菓は、スナック菓子と異なり、油を多く使わないこともあり、あっさりしており、材料・加工もシンプルでヘルシーな感じもあるだろう。この点で、海外でも米菓はもっと受け入れられるのではないかと思う。

 戦略としては、2つあるだろう。

 1つは、米菓をそのままお菓子として売るというものだ。あっさりさやヘルシーさといった日本の食品のイメージを活用し、それらををアピールする。ただ、上記の亀田製菓でもあるように、米菓だからと言って、豚肉が使われていないわけではない。旨みを出すために、様々なエキス・アミノ酸が添加されている。例えば、原材料を見たらわかるが、普通の柿ピーとわさび風味では、後者は単にわさびを添加しただけではなく、添加するアミノ酸を変えたりしている。この点で、現地の人の舌・文化に合わせるように、調味料や旨み成分の配合を変える必要がある。

 2つは、食品の具材として売るということも考えられる。例えば、カニカマなどは日本では蒲鉾だが、フランスでは「スリミ」として売られ、料理の具材として使われることが多いようだ(勿論、日本でも一部の料理で使われるが)。また、クルトンなどを考えると、米菓をスープやサラダに使ってもおかしい話ではないし、(材料が小麦粉とはいえ)八戸のせんべい汁を考えると、せんべいなどを具材に使うということは十分にありうる。
 米菓を料理の具材に使うという食文化がないため、習慣化するのには時間がかかってしまうという難点もある。ただ、文化として固定化している日本では、このようなことは受け入れがたいが、海外ではそのような先入観がない。寿司のカルフォルニアロールのように、海外だからこそ、新たな食を生み出し、具材として展開しやすい面もあるだろう。

 柿ピーや黒豆おかきなど、もっと海外の人に味わってほしいと思う。


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