キャビアも養殖される時代になった…。

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 今月の初め、宮崎で養殖されたキャビアの販売が始まった。

外部リンク2013/12/5 宮崎日日新聞「「宮崎キャビア」販売始まる 宮崎山形屋で抽選会」
外部リンク宮崎キャビアHP


 このキャビアの正式名称は、「宮崎キャビア1983」と「1983」が付いている。これは、キャビアの養殖技術の研究を始めたのがこの年だということを表している。つまり、苦節30年の年月をかけて、このキャビアの養殖に成功したことを示している。
 宮崎県の水産試験場の地道な研究に頭が下がるばかりである。

 養殖と言えば、今年は、近大クロマグロが話題になったりもした。
 しかし、まだ養殖が進んでいない魚介類も多い。例えば、高級魚の「のどぐろ」などは、富山や福井の水産センターなどで研究が進められているが、まだ稚魚の養殖が成功した程度である。ウナギは養殖がおこなわれているが、卵から養殖するという完全養殖が成功しておらず、しらすを台湾などから輸入している状態だ。伊勢えびに至ってはまだ養殖技術は確立できていない。

 養殖ができたとしても、大量に養殖するには、水やエサの管理などの技術が重要となってくる。近大のクロマグロにしても、養殖に成功したのは2000年だったが、販売できるまでに至るには10年以上かかっている。

 はっきり言って、養殖産業は厳しい状況だが、世界の需給を考えると、長期的には有望な産業だと思う。
 「もっと広がれ!養殖業」でも書いたが、養殖技術そのものやその周辺の管理技術などを含めて、もっと研究を進め、地域経済の重要な産業となってほしいものだ。

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