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ミスコンよりも、これからはご当地アイドルなのかもしれない。

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 現在、地元の産品などをPRする際に使われているのが、ミスコンやゆるキャラである。
 ゆるキャラなどは今さら言うことはないが、地方においてこの役割を担っていたのが、ミスコンであった。分かりやすく言えば、地元の農産品などの名前を付けた「ミス○○」というものだ。そして、このミスコン優勝者などが、PRイベントに参加し、地元の農産品などをアピールしていた。

 しかし今後は、ミスコンではなく、ご当地アイドルのほうがいいのかもしれない。

 なぜならば、ゆるキャラに見られるように、現在は親しみやすさが求められる時代である。勿論、ミスコン優勝者などに親しみやすさがないとはいえないが、美しくコンテストを勝ち抜いた存在で、親しみやすさを感じにくい存在である。

 また、ゆるキャラやミスコンなどと異なり、ご当地アイドルならば、歌・踊り・話など、様々な展開ができる。
 ゆるキャラはかわいいが、歌ったり、踊ったりは難しい。「ふなっしー」のようにしゃべるゆるキャラもいるが、ほとんどは無言である。また、ミスコン優勝者などは、やはり歌・踊りなどのレッスンは受けていない。イベントなどにおいても、歌や踊りなどがあれば、一層の盛り上がりが期待できる。
 更に、歌・踊りなどで展開できれば、コンテンツとしてPRできる。言い方を変えれば、ゆるキャラやミスコンなどは単にイベントだけの存在だが、歌などの他のコンテンツがあり、その歌がテレビ番組などで使用されれば、より一層のPR効果が期待できるということだ。

 ただ、自治体や農協・新聞社などが主体となって、ミスコンの代わりに、ご当地アイドルを推進する必要がある。地元の芸能プロダクションのご当地アイドルを利用してもいいが、これらの団体が主体となって推進することで、これらの団体が行っている定期的なイベントへの出演が決まり、他の媒体への出演も行いやすい。
 また、単なる一過性のご当地アイドルとみられない工夫も必要だ。他と差別化を行うため、コンセプトや名称をしっかりと固めなければならない。

 以上のように、注意すべき点もあるが、今後はミスコンなどではなく、ご当地アイドルを推進したほうがいいのかもしれない。

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