概要
大分県の製造品出荷額(従業者4人以上の事業所)は、2010年には40,791億円で、全国24位である。2000年代前半より上昇していたが、リーマンショックにより減少し、2010年に再び回復している。
増加率を全国と比較すると、2000年代を通じておおよそ全国よりも高率になったが、おおよそ全国と同様の傾向が見られる。
大分県の製造品出荷額等
伝統工芸(国指定)
別府竹細工(竹工品)
大分県の重要産業
概要
平成24年の工業統計(細分類)の従業者数を用いて、大分県における重要な製造業(上位20位)を抽出した。
なお、詳細・抽出方法については、次を参考のこと。
大分県において特徴的な産業である「産業特性」と、日本全国で見た場合にその産業の規模が大きいかどうかという「産業規模」の2軸で評価し、偏差値を用いて、重要な産業を抽出している。
上位20位
順位 | 産業 | 産業特性 | 産業規模 | 産業パターン |
---|---|---|---|---|
1位 | デジタルカメラ製造業 | 106.9 | 51.6 | |
2位 | 竹・とう・きりゅう等容器製造業 | 104.7 | 45.7 | |
3位 | 集積回路製造業 | 79.6 | 68.5 | |
4位 | 自動車製造業(二輪自動車を含む) | 49.1 | 98.5 | |
5位 | 銅第1次製錬・精製業 | 96.5 | 46.1 | |
6位 | 医療用品製造業(動物用医療機械器具を含む) | 87.1 | 48.2 | |
7位 | その他の事務用機械器具製造業 | 76.1 | 50.8 | |
8位 | 農薬製造業 | 77.2 | 47.1 | |
9位 | 他に分類されない食料品製造業 | 45.3 | 75.0 | |
10位 | 輸送機械器具用プラスチック製品製造業(加工業を除く) | 49.2 | 70.9 | |
11位 | その他の石油製品・石炭製品製造業 | 69.8 | 46.4 | |
12位 | 高炉による製鉄業 | 58.9 | 56.9 | |
13位 | 蒸留酒・混成酒製造業 | 66.4 | 49.1 | |
14位 | 他に分類されないゴム製品製造業 | 66.3 | 47.2 | |
15位 | 舟艇製造・修理業 | 66.8 | 46.5 | |
16位 | 一般製材業 | 57.3 | 55.4 | |
17位 | 綿紡績業 | 64.9 | 46.2 | |
18位 | 火薬類製造業 | 64.9 | 46.2 | |
19位 | 石灰製造業 | 64.1 | 46.9 | |
20位 | 衛生陶器製造業 | 63.7 | 47.1 |
他の都道府県については「都道府県別分析」の製造業を参照のこと。
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