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シュンペーター仮設

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 経済学者・シュンペーターが唱えたシュンペーター仮説(Schumpeterian hypothesis)というものがあります。
 このシュンペーター仮説について、解説します。

概要

 シュンペーター仮説とは、経済学者・シュンペーターが唱えた仮説です。

 シュンペーターは、経済の発展に関し、イノベーションの重要性を唱えましたが、イノベーションを実施するためには多くの資本が必要であり、それが可能であるのは大企業で独占力を有する企業であるとも唱えました。

 そこで、企業規模が大きく独占力を有している企業ほど、研究開発へのインセンティブが大きくなると考えました。これが、「シュンペーター仮設」です。

 直観的には理解はしやすく、多くの実証研究が行われましたが、上記のような関係はあまり見られないことが分かっています。


参考

土井教之『産業組織論入門 (MINERVA TEXT LIBRARY)

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