基本情報
概要
香川県の県庁所在地は松山市で、面積は1,862.3k㎡(全国47位)と全国で最も小さな県である。
また、香川県は同じ四国地方の徳島県、愛媛県と隣接しているとともに、本州の岡山県、兵庫県、広島県と海上で隣接している。特に、岡山県とは、瀬戸大橋で陸上交通においても繋がっている。
面積(※) | 1,862.3k㎡ (0.5%)(全国 47位) |
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県庁所在地 | 高松市 |
旧令制国 | 讃岐国、備前国の一部 |
隣接都道府県 | 徳島県、 愛媛県、 岡山県 (海上で隣接)、兵庫県 (海上で隣接)、広島県 (海上で隣接) |
県内市町村
参考指定都市等については「市の区分」
政令市 | - |
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中核市 | 高松市 |
特例市 | - |
市 | 丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市 |
町 | 土庄町、小豆島町、三木町、直島町、宇多津町、綾川町、琴平町、多度津町、まんのう町 |
村 | - |
インフラ
香川県には、重要港湾として高松港と坂出港の2港があり、地方港湾が65港ある。
港湾
国際戦略港湾 (0) | - |
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国際拠点港湾 (0) | - |
重要港湾 (2) | 高松港、坂出港 |
地方港湾 (65) | 引田港、三本松港、津田港、志度港、宇多津港、丸亀港、多度津港、詫間港、仁尾港、豊浜港、池田港、直島港、白鳥港、土庄港、牟礼港、坂手港、大部港、内海港、観音寺港、土庄東港、家浦港、宮浦港、安戸港、猪塚港、葛原港、大島港、庵治港、久通港、女木港、男木港、立石港、石場港、長崎鼻港、与島港、木沢港、青木港、手島港、江の浦港、大浦港、本島港、里浦港、新在家港、小浦港、生ノ浜港、尻浜港、高見港、佐柳港、見立港、粟島港、志々島港、船越港、箱浦港、粟島西港、船隠港、室本港、馬越港、小豊島港、北浦港、江島港、小瀬港、三都港、室生北港、吉野崎港、風戸港、屏風港 |
空港
地域鉄道事業者
中小民鉄 (1) | 高松琴平電気鉄道(60.0) |
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第三セクター (-) | - |
人口
戦前から緩やかに人口を伸ばしていたが、1930年代中頃から人口はいったん停滞・減少する。戦後、人口を大きく伸ばすが、1950年代後半からは人口流出で、人口は減少する。1970年代後半には人口流出は緩やかになり、再び人口は増加し始める。その後、1980年代中頃からは人口増加率の低下などで人口は停滞し、その後、現在に至るまで人口減少が続いている。
県内GDP
名目GDP
香川県の名目GDPは、1990年代には約3.9兆円あったが、現在では約3.5兆円で全国37位(2009年度)の経済規模である。
名目GDPの比率(2009年)を見ると、最も大きいのが民間消費の53.3%、次に政府支出の37.1%となっている。全県計と比較すると、民間投資と移出入等が若干低く、その分を政府支出で補っていることが分かる。この意味で、政府依存度の高い経済構造であることがいえる。
成長率で見ると、2000年代以降、2004年度・2006年度を除けば、一貫してマイナス成長となっている。寄与度を見ると、2000年代以降、移出入等の増減に大きく左右されていることが分かる。
産業別比率では、サービス業の比率が最も大きく(21.3%)、次に製造業(20.9%)、不動産業(13.5%)となっている。特化係数で見ると、農林水産業がやや特化していることが分かる。
1人当たり県民所得
香川県の1人当り県民所得は、全県計よりも一貫して低く、2009年度には255万円で全国23位である。
増加率で見ると、2000年代中頃には全県計がプラスとなっている中、2006年度・2007年度を除けば香川県は2000年代を通じて、マイナスとなっている。
所得乗数
参考地域所得モデル
物価
高松市の消費者物価指数は、全国平均と同様に低下傾向にある。また、地域差指数で全国平均と比較すると、高松市は全国平均の100を前後した動きとなっている。
労働
失業率・有効求人倍率
香川県では、失業率は全国平均以下の3~4%で、有効求人倍率も全国平均以上で0.8~1.2で推移しており、雇用環境が比較的よい都道府県である。
産業
農業
香川県の農業産出額は、平成23年には783億円で全国36位である。
指数を見ると、ここ数年は、全国と同様に低下傾向が見られるが、香川県の落ち込みは大きい。
農業産出額の比率については、畜産の比率が35.9%で最も高く、次に野菜の30.9%となっている。
特化係数で見ると、加工農産物の値は小さいが、総じて1に近く、全国平均に近い構造となっている。
参考特化係数
林業
2011年の香川県の林業産出額は、315千万円で全国32位である。2000年代はおおよそ400~500千万円で前後していたが、2010年代から大きく落ち込み、現在は約300千万円となっている。これを2001年を100とした指数でみると、全国的に落ち込む中、徳島県では2000年代は全国よりも高い水準だったが、2010年からの落ち込みで現在では全国並となっている。
香川県の林業産出額の比率(平成23年)は、栽培きのこ類生産が最も高く98.7%、次に木材生産の1.3%となっている。特化係数で見ると、栽培きのこ類生産が2.01と特化している。
漁業
また、2010年の香川県の内訳を見ると、魚類が67.6%でトップで、2位はたこ類の15.6%、3位はえび類の8.2%となっている。全国の比率と比較するため特化係数を見ると、たこ類・えび類が大きく特化している。
また、2010年の香川県の内訳を見ると、魚類が67.6%でトップで、2位はたこ類の15.6%、3位はえび類の8.2%となっている。全国の比率と比較するため特化係数を見ると、たこ類・えび類が大きく特化している。
製造業
香川県の製造業については、別途まとめています。
商業
卸売業
香川県の卸売業の販売額は、2007年には約2.9兆円で、全国20位である。1990年代はおおよそ3.8兆円で推移していたが、2000年代に入り大きく減少し、2000年代中頃からは約2.8兆円で推移している。
1991年を100とした指数を見ると、1990年代は全国よりも落ち込みは小さかったが、2000年代にはいると全国と同様の傾向で推移している。
小売業
香川県の小売業の販売額は、2007年には約1.1兆円で、全国39位である。1990年代中頃までは増加していたが、1990年代後半より減少が続いている。
1991年を100とした指数を見ると、1990年代は全国と同様の動きを示していたが、2000年代は全国を大きく下回る水準で推移している。その意味で、全国も落ち込んでいるが、香川県の落ち込みは大きいことを示している。
W/R比率
地域金融
金融機関
地方銀行 | 百十四銀行 |
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第二地銀 | 香川銀行 |
信用金庫 | 高松信用金庫、観音寺信用金庫 |
信用組合 | 香川県信用組合 |
預貸率
預金は増加傾向、貸出は減少傾向にある。預貸率は元来、全国平均よりも低く、全国平均と同様に低下している。
民放メディア
民放テレビ局は、日本テレビ系・TBS系・フジテレビ系・テレビ朝日系に加え、テレビ東京系のテレビせとうちもあり、計5局となっている。これは、フジテレビ系の岡山放送とテレビ東京系のテレビせとうちが、岡山県と香川県の2県で放送しているためでもある。
テレビ局
日本テレビ系 | TBS系 | フジテレビ系 | テレビ朝日系 | テレビ東京系 | 独立系 |
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その他のメディア
(朝刊、世帯普及率、2012年7月~12月平均)
地方紙 | 四国新聞、四国タイムズ |
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ラジオ局 | 西日本放送(RNC) |
FM局 | エフエム香川 |
文化・教育機関
美術館
国立美術館 | - |
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公立美術館 | 香川県立東山魁夷せとうち美術館、高松市美術館、高松市塩江美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 |
私立美術館 | 四国村ギャラリー、ベネッセアートサイト直島、地中美術館、丸亀美術館、丸亀平井美術館、イサム・ノグチ庭園美術館 |
大学
香川県には、国立大学として香川大学、公立大学として香川県立保健医療大学があり、私立大学は3校、短期大学は2校で、計7校の大学がある。なお、徳島文理大学は、地方の大学としては珍しく、徳島県と香川県の2県にわたってキャンパスを有している。
国立大学 (1) |
香川大学 |
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公立大学 | 香川県立保健医療大学 (1) |
私立大学 (3) |
四国学院大学、高松大学、徳島文理大学(香川) |
短期大学 (2) |
香川短期大学、高松短期大学 |
(※)大学名の後の()内は、キャンパス・サテライトなど
スポーツ施設
公営競技場
香川県には、競輪場が1つ、競艇場が1つある。
競馬場 | |
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競輪場 | 高松競輪場 |
競艇場 | 丸亀競艇場 |
オートレース場 |
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