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W/R比率


W/R比率とは、流通がどれだけ多段階を経ているかを示す指標であり、次のように定義される。

 W/R比率=卸売業の売上÷小売業の売上

 この値が大きいほど、多くの段階を経て、商品が小売業に届けられていることを示し、逆にこの値が小さいほど、流通が簡素化されていることを表す。

 そこで、この値が大きいほど、流通構造が複雑化しており、非効率的ともいえる。
 反面、小さな小売店などが多い地域では、どうしても小分けが重要になるため、流通は多段階化しやすく、W/R比率は高くなる傾向がある。言い換えると、大型の小売店ではなく、小さな小売店が頑張っている地域ともいえる。

 また、卸売業は物流機能を担っているので、ある地域の拠点的なところに立地する場合が多い。そのため、この拠点的なところではW/R比率は高くなり、その拠点的なところから商品を受け取っているところでは、W/R比率は低くなる傾向がある。例えば、都道府県で考えると、東京都などは首都圏の物流を担うことが多いため、卸売業の立地は多く、W/R比率は高くなり、逆に千葉県埼玉県など東京周辺の都道府県では、東京の物流拠点から商品等を受け取るため、卸売業の立地は少なく、W/R比率は低くなる傾向がある。

 なお、それぞれの都道府県のW/R比率については、「W/R比率の都道府県別一覧







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