鉄鋼

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概要

 鉄鋼とは、鉄(Fe)を主成分とする材料のことである。


製鉄所の種類

 製鉄所は大きく分けて、次の3つに分けられる。

一貫製鉄所 高炉で鉄鉱石から、銑鉄・鋼をつくり、鋼材を生産する工場
電炉工場 スクラップから鋼をつくり、鋼材を生産する工場
単純圧延工場 高炉・電炉がなく、半製品から圧延設備で鋼材を生産する工場


 経済性などは一貫製鉄所が最も良いが、大きな設備などが必要である。逆に、電炉工場・単純圧延工場は大きな設備投資は一貫製鉄所に比べて、設備投資は少なくて済み、作業において切替もやりやすいので、多品種小生産に向いている。


主な製造過程

 鉄鋼は、おおよそ次のような過程を経て、製造される。

 ①銑鉄製造(一貫製鉄所)
  高炉で、石炭(コークス)で鉄鉱石から酸素を除去し、銑鉄(溶銑)を作り出す。

 ②製鋼(一貫製鉄所・電炉工場)
  一貫製鉄所であれば、転炉で溶銑から、電炉製鉄所であればスクラップから、スラブ・ブルーム・ビレットなどの鋼づくり(製鋼)が行われる。

 ③鋼材製造(一貫製鉄所・電炉製鉄所・単純圧延工場)
  製鋼で製造された鋼を用いて、圧延鋼材・鋳鋼品・鍛鋼品などの鋼材が製造される。

(④二次製品製造)
  鋼材から、更に二次的に加工した製品は二次製品と言われる。


製造法による鋼材の種類

 上記にように、鋼から鋼材が製造されるが、この鋼材の製造方法によって、大きく次の3つの種類に分けられる。

圧延鋼材 鋼が圧延加工されて製造された鋼材のこと。
最も鋼種が多く、大きくは鋼板類・条項類・鋼管類に分けられる。
鋳鋼品 あらかじめ作っておいた鋳型の中に溶鋼を流し込んで作られた鋼材のこと。
圧延加工では難しい形状・寸法の製品について用いられる。
鍛鋼品 ハンマーやプレスで鍛錬し成形した鋼材のこと。


鉄鋼の種類

 鉄鋼は、品質・用途により、大きく分けて、普通鋼と特殊鋼に分けられる。
 普通鋼は、鉄と炭素を主としたが鋼であり、特殊鋼はそれに合金元素が加えられたものである。


参考

川上清市『図解入門業界研究 最新鉄鋼業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How nual Industry Trend Guide Book)

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