概要
米菓とは、その言葉のとおり、米を原料とした菓子のことです。
米菓と言っても、原料や製造方法などで、様々に分類することができます。
米菓の分類
原料による分類
一般的な分類方法で、原料によって、米菓は区分されます。
せんべい
米(うるち米)を原料としたものです。
「せんべい」というと平たい丸型のものを思い浮かべるが、米を原料としている点で「柿の種」もせんべいの一種です。
ただ、南部せんべいなどのように、米を原料とはしていませんが、その形状から「せんべい」と呼ばれているものもあります。
おかき・あられ
もち米を原料としたものです。
なお、おかきとあられの違いは大きさにあり、大きいものは「おかき」、小さいものは「あられ」と言われます。
製造方法による分類
製造方法でも、米菓は分けることができます。
焼いたもの
最も一般的な方法で、原料を焼いたり、炒ったりしたものです。
更に、ぬれせんべいのように、焼いた後、しょうゆなどに浸漬したものもあります。
揚げたもの
歌舞伎揚げのように、原料を揚げたものです。
味付けによる分類
せんべい、おかきといった場合、醤油ベースのものが一般的ですが、塩せんべいのように塩味であったり、カレー味の付いたものなど、様々なものがあります。
更に、生地に他の調味料や材料などを混ぜ込んで、味付けが行われたりもしています。
カレーせん
堅さによる分類
厚焼きせんべいのように堅いものから、ぬれせんべいのように柔らかいものまで様々なものがあります。
形状による分類
せんべいは平たく丸型、おかきは平たく長方形、あられは小さな玉状のものが一般的かもしれませんが、棒状のものやハート型のものなど、様々なものがあります。
ハートせんべい
参考
全国米菓工業組合「あられ・おせんべいの種類」
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