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面白いけどどうでもいい、甲州弁アンケート


面白い!甲州弁アンケート

 山梨県の甲州市で、よく使う甲州弁・好きな甲州弁などを聞いたネットアンケートが実施された。
 結果としては、よく使う甲州弁が「~じゃん(例:行くじゃん)」、好きな甲州弁は「いいさよぉ」だった。

 方言について、地域の人は当たり前に使うし、方言そのものが話題になることも多い。
 地域を感じさせる要素として、方言は重要であり、また「あるあるネタ」などもホームページには掲載されており、このような取り組みは面白いと思う。

 そしてネットアンケートでお金もかからないので、他の地域でも行ったらいいとも思う。


どうでもいい!

 ただ反面、だから何だという思いも抱いてしまう。

 地元の人からすると、確かに「なるほど」と思うが、それだけだ。通常使っている言葉なので、改めて地元愛に燃えるとかそういったことはないだろう。

 方言をもって地域をPRするならば、方言集で事足りる。むしろ、よく使う甲州弁2位の「えらい」は疲れたという意味だが、関西のほうでは当たり前に使われていたりもして、甲州弁?という感じもする。

 また、甲州市(山梨県)以外の人からすると、どうでもいい情報でもある。

 方言をPRしようとする中、アンケートも実施したりしたのだろうが、はっきり言って、目的がよく見えない感じがしている。


もう一つ工夫を!

 上記のようにどうでもいいと思っているが、面白いとも感じている。そして、このような取り組みは他の地域でも使えるし、他でも広がる可能性を秘めていると思う。
 この点で、もう少し工夫や仕掛けが必要なのではないかと思う。

 例えば、チラシや冊子などにして、観光情報を提供しているところで配し、観光客が地元の人と触れ合い・話す際のちょっとした会話ツールなどにするなどである。

 またどうしても、上位の言葉などが注目されるが、好きな甲州弁とよく使う甲州弁の2つの軸があるので、マップ化してもいい。そうすると、よく使うけど好きではない甲州弁などが分かったりするので、「甲州市の人をいじる方言」などが抽出できたりもする。

 そして今後もこの取り組みを継続するならば、「好き」「よく使う」といったアンケートではなく、アンケートの仕方にも留意したほうがいい。例えば、「恥ずかしいと思う甲州弁」「これさえ使えば甲州人」などをアンケートにすれば、話題になりやすいだろうし、他県の人(観光客)なども興味を持ちやすいだろう。

 他にもいろいろとアイデアはあるだろうが、いずれにせよ、折角の面白い取り組みなのだから、もう一つ二つ工夫をしてほしいと思う。







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