地域経済・地域政策について、批評・分析しています!!

正直、驚いた広島の企画展


 歴史的に考えると、戦前、地域経済と軍というものは、大きく結びついていた。
 そこで、以前「地域と戦争と観光を考える」という記事を書き、文化・教育・観光という観点で、もっと戦前の戦争に関する博物館などが必要だと述べた。

 そしてその中で、広島について例を挙げた。正直、非常に書きにくい部分があったが、対比という観点で、敢えて例として挙げたものである。
 ただあくまでも例として挙げただけで、実際に行われるのは、まだまだ先のことだろうと思っていた。

 しかし広島で、戦前の軍についての企画展が行われているという。

外部リンク2014/01/26 産経ニュース「広島支えた軍需施設に焦点 市郷土資料館で企画展


 別に、私の記事による影響など、どうこうということを言うつもりはない。
 私自身、資料館に何のアプローチもしていないし、資料館の方も、このホームページを見ているとも思わない。企画の準備等を考えると、私が記事を書いた以前に、今回の企画を行ったものだと思うからだ。

 ただ素直に、このようなことが行われるという事実に驚き、資料館の方のチャレンジ精神に、敬意を抱くだけである。

 今回の取組みが、今後も行われ続けるかは、入館者数によって決まるだろう。ただ、このような取り組みは、今後も続けていってほしいし、広島だけでなく、他の地域でも行ってほしいと思う。

 戦争・軍といえば、加害者・被害者という図式だけではない。
 歴史的に見れば、文化や経済などとも、非常に不可分である。

 例えば、今でも行われているか分からないが、体育の「休めの姿勢」などは、その起源として軍律に基づいた行われていたものだったと思う。日本のマンガ史を考えると、外せないだろうと思う「のらくろ」などは、軍隊もののマンガである。

 経済にしても、「地域と戦争と観光を考える」という記事で書いたため省略するが、地域経済の活性化という観点から、軍の誘致活動が行われたりもしたのである。

 歴史学的に言えば、当たり前かもしれないが、多くの人は、このようなことを知らないと思う。その点で、博物館などは、重要なメディアとしての機能を有していると思う。

 たぶんそのまま、戦争・軍を取り上げても、入館者数としては、厳しいと思う。その点で、コンテンツに関する見せ方・選び方・伝え方などの工夫は必要だろう。

 決して、戦争はよくないと思う。
 ただ、多面的に考えたときに、このようなことを知ることは、非常に重要だと思うので、継続や広がりを見せてほしいと思うのである。







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