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猪瀬知事辞任、だけど都政の停滞は続く?


 東京都の猪瀬知事が辞任した。
 徳州会事件など政治的な問題もあるが、行政的には、このような状態が続けば、都政は停滞してしまう。細かな事務は別として、知事の判断を求めなければならない事項が多くあり、今回の都議会での追及で、事務としては停滞していたと思われる。この点で、今回の辞任は致し方なかったと思う。
 そこで、ニュースでは一般的に誰が立候補するかに焦点が当てられている。

 ただ私としては、行政的に、施策などについて停滞などが続くのではと思い、気になってしまう。

 1つは、来年2月に選挙が行われるそうだが、ちょうどすぐに3月議会があり、来年度予算について議決がとられる。そのため現在、来年度予算について内部で検討していると思うが、地方議会では国に比べて首長の権限が強いため、施策性の強い予算については予算を計上しないという措置がとられることがある。そして新たな首長が決まった6月議会などで、施策性の強い予算の計上が行われたりする。
 つまり、予算執行がずれ込むことが予想されるのだ。

 2つは、行政・政治経験のあるような人が知事になれば問題がないが、そのような人でなければ、行政運営上、支障をきたすだろう。東京都の予算規模はスウェーデンよりも大きいなどといわれるが、同時に考えるべきは、それだけ多様な事業を行っている。それを理解するだけでも、非常に時間がかかる。そうなると、都庁という官僚機構に取り込まれることになる。
 逆に、そのような行政経験などがなく、単に選挙などを考えて、突飛な施策を打ち上げると、後で知事は勿論、その下の職員は非常に苦労することになる。

 たぶん知事が変わったとしても、都政に大きな変化はないだろう。
 しかし、今回の急な辞任により、都庁内部や都庁などと仕事をしているようなところでは、小さなところで停滞や混乱などが起きるに違いないと思う。







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