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やはり厳しいアンテナショップ


 鳥取県のレストラン「トットリーネ」が閉店するようだ。
 アンテナショップ「食のみやこ鳥取プラザ」の2階にあり、食のアンテナショップとして、イタリアンを提供したが、売上がピーク時の半分に落ち込み、閉店に至るという。

外部リンク2013/11/5 日本海新聞「トットリーネが年内閉店 東京の県アンテナショップ


 アンテナショップ自体は残るようだが、決して経営的に厳しいことは想像に難くない。

 そしてこれは鳥取県の問題だけではなく、他の都道府県にも当てはまることだろう。税金が投入されているから、存続しているアンテナショップも多いはずだ。

 アンテナショップは通常、都道府県が多くの場合、出店しており、ときどき市町村などでも出店している。最も多いのが、有楽町や銀座界隈で、例えば有楽町の交通会館などは、いくつもの道県のアンテナショップが出店を行っている。

 勿論、北海道のように人気のあるお店もあるが、多くは行けばわかるが、閑散としているところも多い。上記のように、都内の一等地にお店を構えていることから、家賃も決して安くないだろう。
 この結果、赤字というところが多いに違いない。

 以前から経営的に厳しい中、最近でもアンテナショップを出店する自治体が出てきたり、民間でも同じようなお店が出てきていることから、競争は激しくなっているだろう。また当然ながら、ネット販売なども浸透してきているので、小売店という形態自体、逆風にもある。

 このような状況にある中、多くの自治体で、アンテナショップにあり方を見直したほうがいいのではないかと思う。

 特に思うのが、自治体がアンテナショップを展開する場合、どうしても他の自治体で比較をしてしまうという点だ。
 しかし、アンテナショップとはいえ、お店である以上、まず考えなければならないのは、小売店としての戦略・戦術である。小売店の基本である立地、看板、案内などの基本といった点で、失敗しているところも多い。
 例えば、上記の鳥取県の場合には、新橋という点で、アンテナショップとしては不利な条件となっている。アンテナショップファンや地域産品ファンなどを考えると、アンテナショップの王道は、有楽町だからである。

 折角、首都圏にPR施設としてアンテナショップを出店するのだから、小売店として、しっかりと戦略・戦術をもって展開してほしいと思う。







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