地域経済・地域政策について、批評・分析しています!!

おもしろ条例集、話題作りという点で、意外と条例というのは面白いかも?


 ネットを見ていたら、たまたま「全国の「おもしろ条例」事例集」というニュースを見つけた。

外部リンク2013/09/05 web R25「全国の「おもしろ条例」事例集


 ネットでは数件しか載っていないのだろうが、「日南市の地元本格焼酎による乾杯を推進する条例」「二十世紀梨を大切にする条例」など、全国各地には面白い条例があるものである。

 はっきり言ってこのような条例の多くは、プログラム規定的で意味がないものが多い。言い方を代えると、実質的な権利義務を賦与したり、住民を覊束するものではなく、あくまでも宣言的な要素が強い。

 しかし、ある自治体が、このような条例をどんどんと作ったら、話題としては非常に面白いのではないかと思う。
 例えば、どこの自治体でも、いくつか名産品があったり、観光地があるだろう。それらを個別に条例化していくのだ。1つの条例では話題にはなりがたいが、一つの自治体でこのような条例が作られれば、話題になるに違いない。

 また、ちょっとしたことでも、条例にしてしまってもいいのかもしれない。
 例えば、通常、自治体でコンテストなどが多く行われているが、現状は市長賞など、執行機関などから賞が与えられているに過ぎない。しかし、○○を称える条例などという形で、このようなものも条例化してもいいかもしれない。

 このようなことを書くと、議会を軽視している、条例というものを馬鹿にしていると思うかもしれない。たぶん、このように思う人が多いと思うので、実現性は乏しいだろう。
 しかし、ここには2つのポイントがある。

 1つは、現在の状態のほうが実は、議会を軽視していると言えるのだ。どこの自治体でも、名産品や観光などで必死にPRを行っている。しかし、その多くは、議会の議決を経ていない。つまり、議会を無視して、行政のほうで勝手に、これはその地域の名産品・観光地だと決めているのだ。ある種、民主主義的な手続きを踏まえていないという点で、実は現状のほうが議会を軽視していると言える。

 2つは、上記と関連するが、議会を交えて、権威付けすることで、特別な意味を持つ。特に、コンテストなどで非常に有効な手段となる。
 優勝者などについて条例化することで、単なる一部の審査員などの決定という形ではなく、形式上は民意の反映という形にもなる。条例化しなくても、決議という形でもいいかもしれない。ただ、条例化すると例規集に掲載されるので、より権威としては高まるだろう。つまり、条例を使うことで、新たな表彰の在り方なども生まれるということだ。

 勿論、弊害もある。
 はっきり言えば、このように条例が増えれば、職員としては面倒な業務が増えるだけである。また、全国各地でこのようなことが当たり前になると、話題性としては乏しくなる。

 とはいえ、ほとんどの自治体で、このようなことを行っていないだろうから、一番最初に行った自治体は話題を呼ぶことになるだろうから、どこかの自治体で行ってもいいかもしれない。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA




分野

地域経済地域経済 (102)
地方行政地方行政 (80)
地域金融地域金融 (22)
地方財政地方財政 (35)
その他その他 (61)
社会福祉社会福祉 (8)
地域活性化地域活性化 (72)
商店街商店街 (15)
エネルギーエネルギー (17)
農林水産業農林水産業 (34)
インフラインフラ (32)
観光観光 (70)
地域政策地域政策 (104)