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体験できないところに、もっと体験をつくったらどうか?


 徳島県の大塚国際美術館で、夏休み子どもプログラム「名画で体験イタリアめぐり・古代ローマ編」が行われている。

外部リンク2013/07/22 徳島新聞「気分は古代ローマ人 大塚国際美術館、衣装着け名画鑑賞」


 ポイントは、ローマ人風の衣装をつけて、名画が鑑賞できる点だ。夏休みの子供向けのプログラムだが、面白い取り組みだと思う。

 思えば、体験型観光などが言われて久しい。そうなると、手作り体験とか収穫体験とか、そういったものになってしまう。しかし、その場所でしか着れない衣装を着れるというもの一つの体験である。分かりやすい例としては、京都の舞妓さんだ。京都の街を歩いているのは、本当の舞妓さんでなく、多くは観光客である。私は男だが、女性ならば、京都に行けば、舞妓の格好で街を歩いてみたいと思う。
 つまり、ある種のコスプレプランを用意することで、体験を味わってもらうことができる。

 そしてこの大塚国際美術館の取組みは、美術館であることも特徴的である。そもそも美術館は絵を見に行くところなので、体験型のサービスは提供しにくい。しかしこの例のように、美術館であっても、工夫すれば体験型サービスを行えるということである。

 また、よくレンタル衣装は別料金という場合もあるが、この大塚国際美術館では衣装代は無料であるといった点もいいと思う。追加料金ではハードルが上がるため、そのようなものはやめて、入場料に含めてしまったほうがいい。
 更にビジネスモデル的に考えるならば、衣装代は無料で、有料の写真サービス、ちょっとした追加グッズなどのサービスを設けて、付帯事業収入を見込むという仕組みも考えられる。

 従来からの観光地はもとより、美術館・博物館なども、このような取り組みをもっと行ってもいいかもしれない。








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