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結婚式場として役所の貸出、もっとやろう。


 目黒区役所が秋から、土日・祝日について、庁舎を結婚式場として貸し出すそうだ。

外部リンク2013/07/12 日本経済新聞「目黒区役所で結婚式いかが 土日・祝日に庁舎を貸し出し


 もともとは、千代田生命保険の本社ビルだったが、目黒区が買い取ったもので、文化勲章受章者の建築家である村野藤吾が設計したものだそうだ。玄関ホールは大理石など豪華さもあり、文化的な価値があり、需要が見込めるということで、1回あたり7万円の使用料で貸出を始めるという。

 そもそも地方自治法において、庁舎などの行政財産の貸し出しは制限が加えられている。

参考地方公共団体の財産
行政財産は、次項から第四項までに定めるものを除くほか、これを貸し付け、交換し、売り払い、譲与し、出資の目的とし、若しくは信託し、又はこれに私権を設定することができない(地方自治法第238条の4第1項)。

 ただし、(実際には目黒区がどのような規定を利用しているか分からないが)今回の例のように、全く貸出しができないわけではない。

行政財産のうち庁舎その他の建物及びその附帯施設並びにこれらの敷地(以下この号において「庁舎等」という。)についてその床面積又は敷地に余裕がある場合として政令で定める場合において、当該普通地方公共団体以外の者(当該庁舎等を管理する普通地方公共団体が当該庁舎等の適正な方法による管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該余裕がある部分を貸し付けるとき(前三号に掲げる場合に該当する場合を除く。)(地方自治法第238条の4第2項4号)。

地方自治法第二百三十八条の四第二項第四号 に規定する政令で定める場合は、同号 に規定する庁舎等の床面積又は敷地のうち、当該普通地方公共団体の事務又は事業の遂行に関し現に使用され、又は使用されることが確実であると見込まれる部分以外の部分がある場合とする(地方自治法施行令第169条の3)。

 これらのことから、このような取り組みはもっといろんなところで行ってもいいと思う。
 使用料をとることで収入を増やすという利点も考えられるが、庁舎などは古いものであったり、歴史的な価値を有するものも多い。また、都庁の展望スペースのように、すでに観光名所になっているものもある。結婚式場以外にも、ちょっとしたイベントなどで貸し出すことも考えられる。

 折角の施設であるので、もっとこのような取り組みを各地の自治体で行ってもいいのではと思う。








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