地域経済・地域政策について、批評・分析しています!!

大学閉鎖、地域にとって新たな戦略が求められている。


 「東海大旭川キャンパス、1年前倒しで閉校へ」(2013/5/14、読売新聞)という記事があった。
 思えば、大学は地域経済にとって、非常に重要な機関である。

 1つは、地域の若者をその地域に留めておくため、更には他の地域の若者を呼び込む手段として、重要である。人生において、引っ越しをする場合の多くは、進学・就職である。この進学に際して、地域に大学がなければ、他の地域にその若者は流出する。逆に、魅力的な大学がその地域にあれば、若者の流入を招くことができる。

 2つは、関連して、地元企業にとって、大学は重要な労働力の供給元である。勿論、地元出身の学生が、就職で初めて他の地域に行くことはある。逆に、他の地域から来ていた学生が、地元に戻ることもある。しかし、その地域の企業に就職することが多いことから、大学は労働力確保という観点から重要だ。更にいうならば、その若者にとって就職・その後の人生まで関連してくるため、労働力確保以上に、その地域の人口確保という点でも、重要となる。

 3つは、地域にとって、大学は重要な研究機関である。文系などは関係ない場合が多いが、理系などは、地域の企業と共同研究などを行っている場合が多い。また、その地域の学生が企業に就職したとき、大学時代の先生と一緒に研究し、産学連携につながることもある。

 このように、地域にとって重要な機関である大学であり、上記の記事にあるように、大学閉鎖などは地域にとって、たいへんなダメージだ。
 ただこのような状況は、今後も続くだろう。地域の大学が廃業することもあるだろうし、大学がその地域から撤退することも、どんどんと出てくるだろう。

 このとき、地域としては、いかに大学をその地域に留めておくかという新たな戦略が必要になる。








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