地域経済・地域政策について、批評・分析しています!!

学生による地域活性化


 地域活性化にあたって、高校生や大学生が関与する場合がある。
 これは、商店街で学生が飲食店を運営したり、学生が商店街の振興策を考えたりするというものだ。また、美術系の学生が、ポスターを作ったり、街の展示物を制作する場合もある。
 更には、札幌市では「商店街の活性化に向けた学生アイデアコンテスト」といったものを行っており、学生による地域活性化を後押ししている自治体もある。
 このような取り組みは、商店街・商工会などの団体にとっても、学生にとってもメリットがある。

(商店街・商工会などの団体のメリット)

  • 高齢化が進む商店街・商工会会員にとって、若さをアピールした取り組みができる
  • 労働力としては、セミプロとしてある程度の知識・技術があり、しかも安価である
  • 新しい取り組みとして、地域内外にアピールできる  など

(学生のメリット)

  • 社会的な活動ができる
  • 仕事についてなど、実際の現場を学ぶことができる
  • 就職活動などの際にアピールできる
  • 学生時代の仲間との活動として、楽しむことができる  など

 私は、このような取り組みについて、否定はしない。
 ただ反面思うのは、学生が社会に出てからも、地域のために、このような取り組みを継続できるかという点である。私としては、単に学生時代の思い出に終わってほしくない。卒業してからも、このような取り組みを続けてほしい。
 また、商店街・商工会などの団体にあっては、学生ならば自由にやらせる、しかし大人になり事業者の1人となったときには、自由な取り組みを認めない、阻害するというのでは、問題だ。学生に聞く耳を持つ前に、20・30代の若者の声も聞く姿勢が必要だ。

 様々なところで学生による地域活性化が行われているが、安易に行うのではなく、学生にあっては今後も地域のために活動していくという意識、団体にあっては卒業後その地域で働きたい・活動したいと思わせるような仕組みが重要である。







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