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コンテンツビジネスから見た「ゆるキャラ」の面白いところ


 現在、大人気のゆるキャラはコンテンツビジネスとして捉えると、面白い現象である。

 コンテンツビジネスといった場合、どこまでをコンテンツに含めるか議論のあるところだが、そのビジネス展開について大きく分けると、次のようになるだろう。

  • 映像(アニメ・映画など)
  • 本・マンガ
  • ゲーム
  • 音楽
  • グッズ
  • キャラクター
  • イベント など

 映像、本・マンガ、ゲーム、音楽については説明は不要だと思われるので、その他について説明を加えると、グッズはキーホルダー・ぬいぐるみなどの物として、キャラクターは商品に対するラベルなどに使われる場合である。最後のイベントは、着ぐるみなどでイベント参加するという形で、ビジネス展開するというものだ。

 通常、コンテンツビジネスは、まずキーコンテンツに人気が出て、その後、上記の様々な分野に展開が図られていく。ここで重要なポイントは、キーコンテンツとしては通常、映像や本・マンガの形がとられることが多い。逆に言うと、映像や本・マンガで人気が出て、それが他のグッズ、キャラクターマークなどに展開する場合がほとんどだ。音楽などはかつてミュージックビデオなどの形で、映像展開したり、アーティストのグッズ販売などもあるが、大きな人気・売上につながるのは映像・本・マンガからスタートすることが多い。逆に、グッズやキャラクターから他に展開することはあまりないのが、これまでの流れである。特に、キャラクターに人気が火が付き、キーコンテンツとなって、キャラクターから他に展開していく場合は少ない。

 この点で考えると、ゆるキャラはそもそもキャラクターからスタートしたものであり、なかなかキーコンテンツにはなりにくいものである。それがキーコンテンツとして、展開しているところが非常に面白い点である。逆に、このキャラクターからのビジネス展開をしている点こそ、ゆるキャラの面白いところだ。

 現在、くまモンなどは、イベントやグッズなどで展開を図っている。そして、これがゲームやアニメなど、他の分野にも展開できたとき本当の成功であり、上記のようなキャラクターの特性を考えると、非常に画期的なことだといえよう。







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