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小豆島町の移住者増加。なぜ?


 「小豆島への移住増 町が初調査/子育て世代多く」(四国新聞社、2013/4/15)によると、小豆島への移住者が大きく増加しているそうだ。2012年度はには120人もの移住者がおり、小豆島町の相談窓口利用者も2012年度は例年の1.7倍になっているという。また、特徴としてはその70%が、45歳以下の子育て世代とその子供だという。
 そしてその理由として、町では、次のように分析しているという。

  • メディアへの露出で癒やしの島としてのイメージがアップ
  • 雇用確保のためハローワークとの連携強化
  • 島ぐらし体験ツアーや中・長期滞在のおためし移住の実施
  • 子育て支援の充実

これを一つ一つ分析してみると、まず、島ぐらし体験やおためし移住は、この町特有のものではない。(運営面などで差はあるかもしれないが)他の自治体でもやっている。また、子育て支援の充実もここのみの話でない。

 ハローワークとの連携については、一時的なデータしかないが、次の通りだ。
 小豆島町は、土庄の職安になるが、有効求人倍率は他の地域と比べて、そう高いわけではない。しかし、就職率は高く、ある程度の効果はあるのかもしれない。

香川県の職安別有効求人倍率(速報)(平成25年2月)

香川県の職安別有効求人倍率(速報)(平成25年2月)
香川県の職安別就職率(速報)(平成25年2月)

香川県の職安別就職率(速報)(平成25年2月)


 また、イメージについては、何とも言えないが、小豆島といえば、オリーブの島。ある程度のブランディングの効果はあるのかもしれない。特に離島といえば、寂れた島暮らしが一般的だが、「島」という点を逆手に取り、地域づくりを行ってきたのが、この成果につながっているのだろう。

 定住促進には職は重要だ。その点で、いかに移住してきた人に、職を用意するかは大きなポイントである。
 また住みやすいまちづくりは、どこでもやっている。しかし、他の地域とは違う、ある種のブランディングが重要なのだろう。







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