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徳島県の過疎対策。対策を打ち出すことは素晴らしいが…。


 徳島県では、「新過疎対策戦略会議」や「とくしま集落再生プロジェクト」など、過疎対策や限界集落対策を積極的行っている。

 これ自体は、ある種、画期的なことである。
 どこの自治体でも、過化対策などに取り組んでいると思っているかもしれないが、そうではない。勿論、ほとんどの自治体では、過疎などに対して問題視している。しかし、正面切って、(特に都道府県レベルでは)過疎対策を打ち出すことは難しい。

 なぜならば、過疎対策は、解決策の見えない問題だからである。解決策がないところについて、自治体としては「何とか解決する」とは言いにくい。逆に言えば、「何とか解決する」と言って、できなければ批判にさらされるだけだ。
 そのため、どこの自治体でも、過疎は問題だと感じ過疎対策を行っているが、上記のような形で会議を行ったりと、正面切って対策を行うということはできない。この点で、徳島県の「新過疎対策戦略会議」は、画期的な取り組みであり、素晴らしいと思う。

 反面、「新過疎対策戦略会議」の報告書を見ると、そのほとんどが、国への要望事項である。これにより、過疎対策の責任は、県ではなく国であるという形で、責任転嫁できるというメリットがあるが、残念である。

 過疎対策をしっかりやるという姿勢以上に、もう一歩踏み込んで、本当の解決策を検討してほしいと思う。








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