地域経済・地域政策について、批評・分析しています!!

人口減少に向けた都市の選択


 3月27日に国立社会保障・人口問題研究所による将来人口の推計が発表された。

外部リンク日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)

 その結果は、予想はできたものの驚異的な数値で、人口は、2040年にはすべての都道府県で2010年を下回るというものである。特に、人口減少が著しい秋田県では、2010年に比べ64.4と、約4割の人口減少が生じてしまう。高齢化率でも43.1%と秋田県では、半数弱が老人という地域になってしまう。田舎の村では当たり前とはいえ、都道府県単位でこのような状態になるとは、驚くべきことだ。

 このような事態にあたり、現在、各都市は選択を迫られていると思う。つまり、人口減少を何とか食い止めようとする道と、ある程度、人口減少を受け入れ、街を小さくする道だ。多くの場合、前者のように、少子化対策を行い、人口減少を食い止めようとしている。ただ、少子化対策を行っているが同時に、街を小さくしようとしているところもある。いわゆる、青森市、富山市などが行っているようなコンパクトシティ構想である。街の中心にインフラなどを重点的に投資し、利便性をあげ、住民の異動を促すというものである。特に、日本の都市はどこでも郊外化が進んでいるため、人口が分散しているという傾向がある。人口減少を迎え、そのような都市構造を変えようとする試みだ。

 コンパクトシティなどについては賛否はあるだろう。少子化対策がなかなかうまくいっていないという問題もある。しかしいずれにせよ、人口減少社会に向け、都市は本格的に新たな選択を迫られている。








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