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米の品種・ブランドの都道府県別一覧


(前ページからの続きです)


岐阜岐阜県

 岐阜県では、「ハツシモ」と「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 「ハツシモ」自体は、愛知県で育成された品種であるが、全国で主として岐阜県のみで栽培されている(ただし実際に栽培されているのは、岐阜県により育成された「ハツシモSL」)。
岐阜県の米の品種別作付面積

岐阜県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)

ハツシモSL

育成機関 岐阜県
交配品種 岐系164号、ハツシモ
品種出願 2008年03月28日
品種登録 2011年02月15日
備考


静岡静岡県

 静岡県では、「コシヒカリ」が多く栽培されているが、愛知県農業総合試験場で育成された「あいちのかおり」も比較的高い作付割合となっている。
静岡県の米の品種別作付面積

静岡県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


愛知愛知県

 愛知県では、県で育成した「あいちのかおり」が多く栽培されている。
愛知県の米の品種別作付面積

愛知県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


あいちのかおり

 「あいちのかおり」は、愛知県農業総合試験場で育成されたものであるが、静岡県などでも多く栽培されている。

育成機関 愛知県農業総合試験場
交配品種 ハツシモ、ミネアサヒ(中部17号)
品種出願 1987年03月31日
品種登録 1988年12月13日
備考 2003年12月14日に育成権は消滅


ミネアサヒ

育成機関 愛知県農業試験場
交配品種 関東79号、喜峰(40-11)
品種出願 1980年05月20日
品種登録 1981年05月27日
備考 1996年05月28日に育成権は消滅
http://www.pref.aichi.jp/nogyo-keiei/nogyo-aichi/tokusanhin/bbs-data/360194/


三重三重県

 三重県では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 また、三重県で開発した「みえのゆめ」という品種も作付されており、三重県の農林水産資源を活かした新商品開発プロジェクト「みえフードイノベーションプロジェクト」の低リン米としても、利用されている。
三重県の米の品種別作付面積

三重県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


みえのゆめ

育成機関 三重県科学技術振興センター
交配品種 祭り晴(愛知92号)、越南148号
品種出願 2001年05月21日
品種登録 2004年06月04日
備考 農業研究所報告第29号「水稲新品種 「みえのゆめ」 の育成
http://www.pref.mie.lg.jp/CHISANM/HP/foodinnovation/project/teirinmai.htm

みえフードイノベーションプロジェクト「低リン米(みえのゆめ)


滋賀滋賀県

 滋賀県では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。農林水産省北陸農業試験場で育成された「キヌヒカリ」、愛知県総合農業試験場で育成された「日本晴」の栽培も多い。
 ただ、滋賀県の独自ブランドとして、2013年にデビューした近江米「みずかがみ」のPRを進めている。
滋賀県の米の品種別作付面積

滋賀県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


みずかがみ

育成機関 滋賀県
交配品種 滋賀66号(祭大育1744)、滋賀64号
品種出願 2012年10月26日
品種登録 2014年07月30日
備考
http://www.pref.shiga.lg.jp/g/nosan/brand/ohmimai.html

滋賀県「近江米新品種「みずかがみ」のPRについて」


京都京都府

 京都府では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 なお、京都府やJA全農京都などでは、「京都米」としてPRを行っており、京都米の中でも丹後で作られたものは、毎年のように日本穀物検定協会の食味評価試験で「特A」の評価を受けている。
京都府の米の品種別作付面積

京都府の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


大阪大阪府

 大阪府では、「ヒノヒカリ」が多く栽培されている。
 なお、大阪府によると、平野地は「ヒノヒカリ」、中山間地は「キヌヒカリ」が中心となっている。
大阪府の米の品種別作付面積

大阪府の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


兵庫兵庫県

 兵庫県では、「コシヒカリ」が最も多く栽培されているが、農林水産省北陸農業試験場で育成された「キヌヒカリ」や宮崎県総合農業試験場で育成された「ヒノヒカリ」などの品種も高い作付となっている。
兵庫県の米の品種別作付面積

兵庫県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


きぬむすめ

 「きぬむすめ」自体は、農林水産省九州農業試験場で開発された品種で、他の地域でも栽培されているが、「ひょうごのきぬむすめ」としてPRを行っている。

http://ja-myhyogo.com/kinumusume.html

JA・MYひょうご「きぬむすめ


奈良奈良県

 奈良県では、宮崎県総合農業試験場で育成された「ヒノヒカリ」が多く栽培されている。
奈良県の米の品種別作付面積

奈良県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


和歌山和歌山県

 和歌山県では、「キヌヒカリ」が最も多く栽培されているが、上位1~3位以外の割合も32%あり、様々な品種の米が栽培されている。
 なお、2位の「イクヒカリ」は福井県農業試験場で開発された品種である。
和歌山県の米の品種別作付面積

和歌山県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


鳥取鳥取県

 鳥取県では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 ただ、九州沖縄農研センターが開発した「きぬむすめ」の栽培が鳥取で多く作付されており、日本穀物検定協会の食味評価試験で「特A」の評価を受けたことから、2013年12月に「鳥取県米ビジョン」を策定し、「きぬむすめ」の作付拡大、ブランド化を図ろうとしている。
鳥取県の米の品種別作付面積

鳥取県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


島根島根県

 島根県では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 なお、品種としては「コシヒカリ」だが、「仁多米」「隠岐の藻米」など、産地のブランド化を図った米が栽培されている。
島根県の米の品種別作付面積

島根県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


仁多米

 品種としてはコシヒカリであるが、奥出雲町で栽培されているブランド米である。
http://www.nitamai.com/

奥出雲仁多米(株)「仁多米


隠岐の藻

 隠岐で栽培されているコシヒカリ。
 「藻」を多く含んでいるということから「藻塩米」と命名し、ブランド米となっている。
http://oki.ja-shimane.gr.jp/tokusan/moshio/

JA隠岐「隠岐の藻塩米


岡山岡山県

 岡山県では、東海近畿農業試験場で育成された「アケボノ」、宮崎県総合農業試験場で育成された「ヒノヒカリ」、「あきたこまち」などがそれぞれ約20%の作付となっており、上位1~3位以外の割合も42%と高く、多くの品種の米が栽培されている。
岡山県の米の品種別作付面積

岡山県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


広島広島県

 広島県では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 また、広島県で育成された「あきろまん」の作付も行われている。
広島県の米の品種別作付面積

広島県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)


あきろまん

育成機関 広島県農業試験場
交配品種 ミネアサヒ、中生新千本
品種出願 1994年03月17日
品種登録 1996年10月15日
備考 2011年10月16日に育成権は消滅
http://www.kokken.or.jp/studyteam_kind_a16.html

日本穀物検定協会「あきろまん


山口山口県

 山口県では、「コシヒカリ」が多く栽培されている。
 また、「ひとめぼれ」や「ヒノヒカリ」の作付も3割弱をそれぞれ占めている。
山口県の米の品種別作付面積

山口県の米の品種別作付面積(主食用米)(平成24年産)

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