自分の地域から、他の地域のゆかりを探そう。

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 先月、駐福岡韓国総領事館により、「九州の中の韓国探し」というツアーが企画されたようだ。
 内容は、韓国の総領事が、九州の中にある韓国とつながりのあるものを紹介するというツアーである。そして今回は、朝鮮陶工をルーツとする薩摩焼について学んだようだ。

2014年5月24日 南日本新聞「韓国ゆかりの美山巡る 総領事館ツアー」

 このツアー自体は、昨年から行われているようだが、発想としては面白いと思う。

 どこの地域でも、他の地域とは無関係ではなく、何らかの影響はあり、その歴史も残っていることもあるだろう。そしてその点に着目し、ツアーを企画するというのは、日本と海外との関係だけではなく、日本国内の各地でも使える手法だ。

 例えば、坂本龍馬という人物を考えれば、高知の人に向けて「京都の中の坂本龍馬」といったツアーなどがあるだろう。

 勿論、このようなツアー自体が行われていることも多いだろうし、ツアーが行われていないような歴史については、集客が心配という面があるのだろう。また、ツアーを行うには、その歴史・コンテンツが乏しい・弱いといった面もあるに違いない。

 ただ各地域で改めて、自分の地域の中にある他の地域の「ゆかり」のようなものを探し出して、ツアーを組んだり、PRに活かせばいいでのはないかと思う。

 特に多くの地域で、修学旅行の誘致などが行われているが、その誘致の際に、このような「ゆかり」はプラスになるはずだ。
 例えば、北海道を考えれば、どうしても食や自然をPRすることになるだろう。しかし北海道は、東北や北陸などの開拓民でできたところなので、その歴史やゆかりもある。食や自然だけではなく、東北や北陸などの学生に、そのようなゆかりを学ばせることができれば、それらの学生の郷土史の勉強にもつながるはずだ。

 このようなことをしても、大きな観光客増にはつながらないだろう。ただ、地道で面白い取り組みになるのではとも思う。

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