どうなんだろう、中小機構によるECサイト

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 中小企業基盤整備機構の中部本部で、中部3県の特産品を販売するECサイトを立ち上げるようだ。

ニュース2014年04月19日 日本経済新聞
中小の販路開拓支援、特産品ECなど 中小機構中部本部

 中小企業基盤整備機構といえば、中小企業支援を行っている独立行政法人で国の外郭団体だ。
 このような機関が、ECサイトを構築するというのは、問題がある。

 民間企業のECサイトと競合するからだ。民間企業でもECサイトを行っている以上、行政が行うということは、ある種の民業圧迫につながる。

 とはいえ、私自身は、行政が全くECサイトなどを作ってはいけないとは思っていない。自治体などが地域をブランド化するためなどのために、このようなことを行うのが必要なときもある。地域によっては、他の地域の商品との競合で、自分の地域の商品が取り上げられにくく、自らの地域の販売ツールとして、必要なこともあると思う。

 しかし、今回の中小機構の取組みは、このような状態にあるとはいえず、単なる民業圧迫に過ぎない。

 また、ECサイトの市場を考えると、特産品サイトなどが多くある中で、このような取り組みは後発となる。そうなると、サイトとしても、よほど工夫をしない限り、苦労することになるだろう。

 結局、出来上がるのは、ブランド化もできず、売れないECサイトとなってしまう。

 アベノミクスで予算があるからかもしれないが、はっきり言って、このような取り組みは税金の無駄だと思う。

 何となく私としては、これには裏があると思っている。
 これにより儲かるのは、地域の特産品を作っている企業ではなく、このECサイトを構築・運営する企業となるに違いない。
 このようなことは止めて、地域の地場産業・中小企業のために、税金を使ってほしいと思う。

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