岡山県で「ジーンズソムリエ」を創設しようという動きがある。
県などの第三セクターである倉敷ファッションセンターが実施するもので、ジーンズに関する資格試験を実施し、ジーンズ市場の活性化につなげようとするものだ。
岡山県といえば、知る人ぞ知るジーンズの産地である。
そこで、このような資格試験を実施するというものは、いいことだと思う。
ただもっと、いろいろとジーンズに関連した事業を行い、更なるブランディング化を行っていったほうがいいと思う。
資格だけでなく、食品、歌、アニメ、グッズなど、様々なものが考えられる。
また、例えば今年「ジーンズ音頭」が復活するそうだが、単発で行うよりも、連携して発信していったほうが相乗効果が見込まれる。
外部リンク2013/07/28 山陽新聞「「ジーンズ音頭」復活 8月14日盆踊りで披露」
ジーパン市場自体は、2009年に大きく落ち込んだが、その後、小売ベースでおおよそ約6兆円で推移しており、安定している。
メーカーとしては、海外生産や輸入品などの面で、厳しい状況があるかもしれないが、日本人のジーンズに関する消費意欲は底堅い。
外部リンク矢野経済研究所「ジーンズカジュアル市場に関する調査結果 2012」
今のうちに、地域として様々な事業を行い、ジーンズに関するブランディング化を行う必要があるだろう。
ジーンズといえば岡山、そして岡山に行けばジーンズに関する様々な物やコンテンツがあるという認識をもってもらうように、いろいろと仕掛けるべきだろう。
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